視力検査結果のお知らせ
 4月12日(木)に行いました視力検査の結果を,生徒を通してお知らせしています。
 学校の検診では学業への影響があるかどうかを短時間で検査するために「370方式」と呼ばれる方法を採用しています。

370方式による視力の判定
 A  1.0以上  教室の一番後ろの席からでも黒板の文字を楽に読めます。
 B  0.7以上1.0未満  教室の真ん中より後ろの席にいても黒板の文字をほとんど読めますが,小さい文字になると見にくいものがあります。
 C  0.3以上0.7未満  真ん中より前の席でも小さな文字が半分くらいしか読み取れません。
 D  0.3未満  一番前の席に座っても,眼鏡やコンタクトレンズがなければ,はっきり読み取れません。

 「A」以外は医学上正常な視力に相当しておらず,近視・乱視・遠視・その他の眼の病気が関わっていることが考えられます。
 C・D判定の場合は必ず眼科を受診し,「検査結果のおしらせ」所定の欄に担当医に指導内容等を記入していただき担任までご提出ください。
 B判定の場合,お子さんが「黒板が見えているから大丈夫」といっても,視力が1.0以上でない原因が近視・遠視・乱視・仮性近視なのか,メガネを装用したほうが良いか,斜視・弱視でないかを判定するために受診をお勧めいたします。その結果,経過観察で良い場合や,視機能回復のための訓練が必要な場合,点眼治療をする場合などがあります。また,学校検診で「A」判定でも,以下のような場合は眼科受診をお勧めいたします。

 テレビを近づいてみる → 近視の可能性あり
 顔を傾けてみる → 斜視・斜位の可能性あり
 目を細めてみる → 近視、乱視の可能性あり
 本を読んだり勉強するときに,15分くらいで集中できなくなる → 遠視の可能性あり