校長挨拶

 石下紫峰高校のホームページへようこそお越し下さいました。
 本校は、平成21年に上郷高等学校と石下高等学校の統合により誕生しました。
 「未来を拓く」を校訓とし、「自分さがし」を教育テーマとして、特色のある教育活動を実践しております。

 平成27年に「アクティブスクール」の指定を受けてからは、基礎学力の定着とキャリア教育の充実を一層深化させて、生徒一人一人の自己実現をサポートする取組を続けております。
 具体的な取り組みとしては、1年次生徒全員のインターンシップヘの参加、2年次生徒の希望者が行うデュアルシステム(1年間を通した就業体験)の実施、学校設定科目として「ISベーシック」、「ISキャリアスタディ」などを設定し、基礎学力の定着を図るとともに、キャリア教育の充実に向けて様々な取組を行っております。
 その他にも、
 (1)基礎学力の定着を図る「少人数・習熟度別授業」の実施、
 (2)生徒一人ひとりの興味関心を喚起する多種多様な自由選択科目の設定、
 (3)大学・専門学校、企業と連携した専門的な授業の実施、
 (4)コミュニケーション能力を磨く部活動タイプの「体験学習」授業の実施、
 (5)クラス2人担任制(令和5年度は1年次のみ)による細やかな支援など、本校ならではの特色的な取組を数多く行っています。

 また、本校は「単位制高校」としてたくさんの選択科目があります。2年次は2時間×3ブロックの6時間、3年次は2時間×5ブロックの10時間の「自由選択科目」を設定し、6~9科目の中から選択し、文系大学、理系大学、ビジネス系、福祉看護系、保育系、服飾・理容美容・栄養系、ライセンス系、多国籍生徒・語学系の系統を構成します。

 加えて、石下紫峰高校は令和4年度から「外国籍生徒の募集・支援」を充実させ、募集定員4学級(160名)のうち外国人特例入学者選抜枠として40名を募集しています。入学する生徒の言語能力に応じて、国数英などで習熟度別学習(取り出し授業やティームティーチング)を実施し、日本語の習得や専門的な用語を含む学習が理解できるように支援しています。多国籍の生徒が織り成す様々な言語や文化や考え方が、日本人も含めてお互いに刺激し合い、多文化共生および合意形成の能力を促進します。

 さらに、令和3年度からはコミュニティ・スクール(学校運営協議会を設置した学校)となって、学校と保護者の皆様、地域の皆様がともに知恵を出し合い、学校運営にその意見を反映させることによって、協働しながら子供たちの豊かな成長を支えていく「地域とともにある学校づくり」を進めてまいります。

 「未来を拓く」力の育成を目指しながら、生徒一人ひとりの「自分さがし」を職員全員が心を一つにして支援してまいりますので、皆様におかれましては、本校の教育方針や指導等に関しまして、特段のご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。 
   
  令和5年4月
                             校長 石塚 博幸

教育目標

校訓「未来を拓く」の精神を汲み取り,社会に有為な人材の育成,地域から信頼される学校づくりを行うため,本校の教育目標(目指す学校像)を次の5項目とする。

(1)「心の教育」の充実に努め,人間としての在り方生き方の自覚を深め,豊かな人間性を育成する学校
(2)心身ともに健全な活力ある人間の育成を目指し,自主的活動を推進する学校
(3)多様な進路希望に対応し,一人一人が主体的な科目選択を通して自己の能力を伸ばし,自己実現を可能にする学校
(4)実践的・体験的な学習を積極的に取り入れ,適切な勤労観・職業観を育成し,社会の一員として活躍できる人間を育成できる学校
(5)保護者・地域社会との連携を深め,社会から信頼される開かれた学校