2年次生が沖縄方面修学旅行を行いました

2年次生が,12月1日(日)~3日(火)に沖縄へ修学旅行に行ってきました。
平和教育や,沖縄の自然や文化について体験を通して学んできました。

 >>機内から富士山が見えました。


 1日目は,ひめゆり平和祈念資料館の見学,平和記念公園で慰霊式典を行った後,平和記念資料館を見学しました。

 >>第3外科壕前のひめゆりの塔で黙祷。


 >>世界の恒久平和を願い,国籍や軍人・民間人の区別なく,沖縄戦などで亡くなられたすべての人々の氏名を刻んだ記念碑「平和の礎(いしじ)」


 >>平和記念公園での慰霊式典では,生徒代表者が平和の誓いの言葉を述べた後,献花と持参した千羽鶴を献げました。


 >>平和記念公園のある摩文仁(まぶに)は現在糸満市(以前は摩文仁村)にあります。沖縄戦末期には日本陸軍第32軍の司令部が最後に置かれた場所です。
 >>沖縄戦では摩文仁が最後の激戦地となり,村民の約半数(約1200人ほど)が犠牲になりました。
 >>生徒が眺めている岸壁では,沖縄戦で追い詰められた住民たちが,米軍に捕まるよりはと,崖から飛び降りた方もいたそうです。(バスガイドさんのお話より)

 「病院内での患者の様子,友達や先生の死,砲弾やガス弾に巻き込まれて亡くなった人,自ら命を絶つ人。ひめゆり学徒の方々の沖縄戦の体験談をまとめた映像には,私にとって衝撃的な内容で,戦争に対する怒りとともに亡くなられた方々の悲しみを感じました。」

 「私たちとそんなに年齢が違わない当時の女学生の話,『自分の肩に寄りかかって隣のお友達が無くなった』・・・。信じられません。こうした現状を目をそらさずにしっかりと見つめ,私たちが学んでいくしかない。」


 2日目には,それぞれが事前に希望したアクティビティに分かれて自然体験プログラムに参加しました。カヌー,シュノーケリング,沖縄伝統文化体験から選択し,生徒たちは思い思いに沖縄の自然や文化を満喫しました。







万座毛にて

 「楽しかった! また来た~い!!」


 最終日は,識名園の見学をしました。2000年(平成12年)12月2日にユネスコ世界遺産(琉球王国のグスク及び関連遺産群)として登録されています。


那覇市のメインストリート「国際通り」を楽しみました。


 3日間を通して,日本の過去を振り返りるとともに,沖縄が抱えている問題を考え,遠く離れた茨城ではできない貴重な自然文化体験などを体験でき,生徒にとってとても有意義な修学旅行となりました。